こんにちは、ゆづママです。
前回は、1週間分の献立表と食材リストを作るマイGPTを作ってみた話を書きました。
今回はその続きとして、
「じゃあ実際に、献立マイGPTってどう作るの?」
というところを、初心者目線で整理してみます。
マイGPTと聞くと少し難しそうに感じますが、やることは意外とシンプルです。
大事なのは、毎回入力するのが面倒な条件を、最初にまとめて入れておくこと。
たとえば、
・娘にも取り分けしやすい
・子ども用は薄味
・大人用はあとから味付けを足す
・生協のミールキットも使う
・冷蔵庫の定番食材を優先する
・疲れている日は簡単メニューにする
・必要な食材リストも作る
こういう前提をあらかじめ入れておけば、実際に使うときは、
「人参、大根、小松菜、卵、豚肉/20分/気力少なめ」
くらいの短い入力でも相談しやすくなります。
この記事では、ChatGPTで献立マイGPTを作るときに決めておくこと、指示文の作り方、会話のきっかけボタンの例、実際の入力例までまとめてみます。

献立マイGPTとは?
献立マイGPTは、ざっくり言うと「家庭の献立決めに特化した自分用のChatGPT」です。
普通のChatGPTでも、献立を考えてもらうことはできます。
ただ、普通のChatGPTに聞く場合は、毎回その都度、
「子どもにも取り分けしやすく」
「大人用はあとから味付けを足して」
「冷蔵庫にある食材を優先して」
「疲れているから簡単に」
「買い物リストも作って」
みたいに条件を入力する必要があります。
これが地味に面倒。
特に育児中や産後って、頭の中の容量が足りない日があります。
献立を考えるだけでもしんどいのに、ChatGPTにうまく質問する文章まで毎回考えるのは、それはそれで手間です。
そこで便利そうなのが、献立専用のマイGPTです。
あらかじめ家庭の前提や希望を入れておけば、実際に使うときの入力をかなり短くできます。
利用できるプランには注意
マイGPTは便利ですが、誰でも作成できるわけではありません。
OpenAI公式ヘルプによると、GPTの作成・編集はWeb版で行う必要があり、モバイルアプリでは作成・編集ではなく利用のみできるとされています。
また、GPTの作成・編集は有料ChatGPTユーザー、または権限のある管理ワークスペースのユーザー向けと案内されています。
※確認日:2026年6月11日
なので、無料プランの場合は、自分でマイGPTを作成できない可能性があります。
ただし、普通のChatGPTに献立相談をするだけでも十分便利です。
有料プランを使っている人は、よく使う条件をマイGPTにまとめておくと、毎回の入力をかなり減らせると思います。
献立マイGPTを作る前に決めておくこと
いきなりマイGPTを作ろうとすると、何を設定すればいいか迷います。
なので、まずは作る前に「何を手伝ってほしいのか」を整理しておくとよさそうです。
私の場合、献立マイGPTにお願いしたいのはこんなことです。
・冷蔵庫にある食材から夕飯を考える
・娘にも取り分けしやすいメニューにする
・子ども用は薄味にする
・大人用はあとから味付けを足せるようにする
・生協のミールキットの日は副菜を考える
・1週間分の献立表を作る
・必要な食材リストを作る
・生協で頼むものとスーパーで買うものを分ける
・疲れている日は簡単メニューを優先する
・栄養バランスの偏りをざっくり見る
ポイントは、何でもできる万能GPTにしようとしないこと。
「食材を入れたら献立を考える」
「1週間分の夕飯と買い物リストを作る」
「ミールキットの日は副菜を考える」
くらい目的を絞った方が、実際に使いやすいと思います。
家庭の前提を入れておくとラク
献立マイGPTの便利なところは、家庭ごとの前提を最初から入れておけるところです。
わが家の場合は、娘のごはん用に常備している食材があります。
たとえば、
・にんじん
・大根
・さつまいも
・小松菜
・納豆
・卵
このあたりは比較的よく使います。
あとは、私がきのこ類が好きなので、きのこもよく使います。
冷凍庫には、牛肉や豚肉を置いていることが多いです。
そして、生協の宅配やミールキットも使っています。
こういう前提を毎回入力するのは大変ですが、マイGPTの指示文に入れておけば、毎回ゼロから説明しなくて済みます。
コピペ用:献立マイGPTの指示文テンプレ
ここからは、実際に献立マイGPTを作るときに入れたい指示文のテンプレです。
そのまま使うというより、自分の家庭に合わせて書き換える前提です。
あなたは、家庭の献立決めを手伝う「献立マイGPT」です。
目的は、毎日の「今日なに作ろう?」の負担を減らすことです。
以下の条件を前提に、家庭で使いやすい献立のたたき台を提案してください。
【家庭の前提】
・子どもにも取り分けしやすい献立を優先する
・子ども用は薄味にする
・大人用はあとから味付けを足す
・疲れている日は簡単メニューを優先する
・食材を全部使い切ろうとしなくてよい
・必要に応じて買い物リストも作る
【よく使う食材】
・にんじん
・大根
・さつまいも
・小松菜
・納豆
・卵
・きのこ類
【よく使うサービス】
・生協の宅配
・ミールキット
【回答に入れてほしい内容】
・今日のおすすめメニュー
・子ども用に取り分けるタイミング
・大人用の味付け追加案
・簡単に済ませるコツ
・必要な食材
・買い物リスト
(↑よく行くスーパーの動線順に指定するのがおすすめです!)
・注意点
ユーザーが食材名、調理時間、疲労度だけを短く入力した場合でも、上記の前提で献立を提案してください。
食材のアレルギーや安全性、年齢に合うかどうかは、必ず最終確認が必要であることも添えてください。
この指示文を入れておくと、普通のChatGPTに毎回長文で説明しなくても、短い入力で献立相談がしやすくなります。
わが家ではほかにも、
・経済的に作りやすい
・映えより現実的に作りやすい
・洗い物が増えすぎない
・疲れている日は手抜き案も出す
といった指示も入れています。
最初から完璧に作ろうとしなくて大丈夫です。
実際に使ってみながら、ご家庭に合うようにカスタムしていけばOK。
「この指示よかった!」というものがあれば、コメントで教えてもらえると嬉しいです。
指示文は最初から完璧じゃなくていい
マイGPTを作るとなると、最初から完璧な指示文を作らないといけない気がします。
でも、実際はそこまで気負わなくていいと思います。
まずはざっくり作って、使いながら調整すればOK。
たとえば、使ってみて、
「もう少し簡単なメニューを多めにして」
「買い物リストを先に出して」
「副菜は2品までにして」
「ミールキットの日は汁物も提案して」
「子ども用の取り分けタイミングを毎回入れて」
みたいに、あとから直していけば十分です。
マイGPTは、一度作ったら終わりではなく、自分の使いやすい形に少しずつ育てていくものだと思っています。
会話のきっかけボタンの例
マイGPTには、会話のきっかけボタンを設定できます。
これは、GPTを開いたときに最初から表示される質問例のようなものです。
献立マイGPTなら、こんなボタンを置いておくと便利そうです。
・今日ある食材から夕飯を考える
・ミールキットの日の副菜を考える
・1週間分の献立と買い物リストを作る
・子どものごはんのバランスをざっくり見る
ただし、ChatGPTは冷蔵庫の中身を勝手に見られるわけではありません。
「今日ある食材」は、自分で入力する必要があります。
もしくは、冷蔵庫や食材の写真を送って相談する方法もありますが、写真だけだと見落としや勘違いもあり得るので、食材名を文字で補足した方が安心です。
会話のきっかけボタンは、あくまで相談を始める入口。
それでも、最初からよく使う質問が表示されているだけで、「とりあえずこれ押せばいいか」と始めやすくなります。
育休中で家にいると、ちょっとパソコンをつつくタイミングはあります。
もちろん、それどころではない日もありますが。
でも、何をどう聞くか考える余裕がない日もあります。
そんなときに、ボタンを押して食材だけ入れればいい状態にしておけるのは、かなり助かりそうです。
実際に使うときの入力例
献立マイGPTを作ったら、実際に使うときの入力はかなり短くできます。
たとえば、こんな感じです。
【今日ある食材で夕飯を考えてほしいとき】
食材:にんじん、大根、小松菜、卵、納豆、きのこ、冷凍豚肉
時間:20分
気力:少なめ
【ミールキットの日の副菜を考えてほしいとき】
ミールキット:じゃがいもベーコン
食材:にんじん、大根、小松菜、卵、納豆
副菜:2品
時間:20分
気力:少なめ
【1週間分の献立と買い物リストを作ってほしいとき】
夕飯:1週間分
ミールキット:週2回
家にある食材:にんじん、大根、さつまいも、小松菜、納豆、卵、きのこ
冷凍庫:豚肉、牛肉
買い物リスト:生協用とスーパー用に分ける
普通のChatGPTに聞く場合は、条件を毎回長めに入れる必要があります。
でも、マイGPT側に前提を入れておけば、食材・時間・気力だけでも相談しやすくなります。
これが、献立マイGPTを作る一番のメリットだと思います。
PCで作って、スマホで使うのが現実的
マイGPTの作成や編集は、Web版で行う必要があります。
スマホアプリでは作成・編集はできないようですが、作ったGPTを使うことはできます。
なので、普段はスマホでChatGPTを使うことが多い人でも、最初の設定だけパソコンで済ませておけば、その後はスマホから献立相談に使えます。
私の環境では、会話のきっかけボタンの設定や確認もパソコンの方が分かりやすいと感じました。
スマホでは表示や操作感が変わる可能性もあるので、最初に作るときはパソコンで確認しておくと安心です。
※OpenAI公式ヘルプでは、マイGPTの作成・編集はWeb版で行い、モバイルアプリでは作成・編集ではなく利用ができると案内されています。確認日:2026年6月11日。
献立マイGPTを作るざっくり手順
マイGPTは、ChatGPTのGPTsエリアから作れます。
ざっくりした流れは、こんな感じです。
- ChatGPTのGPTsエリアを開く
- 「作成」または「Create」を選ぶ
- どんなGPTを作りたいか伝える
- 名前、説明、指示文を整える
- 会話のきっかけボタンを設定する
- 試しに質問して、返答を見ながら調整する
- 自分だけで使うか、リンク共有するかを決める
実際の画面に少し手を加えたものを載せておきます。
▼まずは、ChatGPTの画面からGPTsの項目を開きます。
「さらに表示」をクリックすると画像、Deep Research、GPTなどの項目がカーソルの右に小さく表示されるので、GPTをクリックします。

▼画面の表示は環境によって少し違うことがありますが、基本的にはGPTsの画面から「作成」または「Create」を選ぶ流れです。

▼構成画面で名前・説明・指示文・会話のきっかけを入力します。

▼機能を選んだら右側のプレビュー画面で質問してみましょう!

最初は「作成する」ボタンが押せない状態に見えることもありますが、必要な項目を入力していくと押せるようになります。
作るときは、最初から完璧にしようとしなくて大丈夫です。
まずは自分用に作って、何回か試して、少しずつ直していくのが良さそうです。
注意点
献立マイGPTは便利そうですが、栄養士さんや専門家の代わりではありません。
特に子どもの食事では、
・食材の大きさ
・加熱が十分か
・アレルギー
・味付けの濃さ
・年齢に合った食材か
などは、必ず自分で確認する必要があります。
ChatGPTはとても便利ですが、子どもの食事や健康に関わることは、自治体や公的機関、専門家の情報も確認しながら使うのが安心です。
あくまで、献立を考える負担を減らすための相棒として使うイメージです。
まとめ
毎日の献立決めは、思った以上に頭を使います。
子どものごはん、大人のごはん、冷蔵庫の中身、買い物、栄養バランス、作る気力。
全部を毎日ひとりで考えるのは、なかなか大変です。
ChatGPTにその都度相談するだけでも便利ですが、よく使う条件が決まっているなら、献立専用のマイGPTを作るのもありだなと思いました。
ポイントは、万能型にしすぎないこと。
「食材を入れたら献立を考える」
「ミールキットの日は副菜を考える」
「1週間分の献立と買い物リストを作る」
くらい目的を絞った方が、育児中や産後の自分には使いやすそうです。
AIを使いこなすというより、毎日の小さな困りごとを少し手伝ってもらう。
献立マイGPTも、そのくらいの気軽さで使っていけたらいいなと思います。
